私の家族、妻と子供たち(8歳と5歳)はアトピー性皮膚炎に悩まされていました。 何度も医師の診察を受け様々なアトピーの治し方を聞いたにも関わらず、妻はステロイドを処方されただけでした。 20年間治療を続けてきましたが、彼女の症状は一向に改善しなませんでした。
エプソムソルト入浴はその症状を大きく変えるきっかけになりました。
ある日、海で遊んだ後、子供のアトピー肌のザラザラした部分が滑らかになっていることに気づきました。 そこで、海水に含まれる成分が肌に良いのではないかと考えたのです。 お風呂で実験を始めたところ、塩化ナトリウムも塩化マグネシウムも(少量では)何の効果もないことがわかりました。 海水の各成分を調べ、消去法で調べた結果、硫酸マグネシウムが有効であると結論づけました。
1972年以後の塩の生産方法の違い(塩田→イオン交換膜製法)が現在のマグネシウム不足の原因だと考えます。
アメリカ出張中、薬剤師にアトピー性皮膚炎に効果のある製品を尋ねたところ、エプソムソルトを勧められました。
アメリカでは一般的な入浴剤だと知り、初めてエプソムソルト2.2kgを2袋購入して日本に持ち帰りました。 妻の実家で分けて使ったところ、義母のリウマチの跡も改善されました。 これをきっかけに輸入を始めました。
最初の 3 年間は、ほとんど売り上げがありませんでしたが(売り上げがゼロの日もあり、購入者のほとんどがアメリカ人でした)、私はアトピーに悩む家族の健康を維持するため、そしてアトピーに苦しむ他の多くの人を助けたいという願いを込めて、エプソムソルトを販売し続けました。
注目を集めるきっかけとなったのは、アメリカのゴシップス誌の翻訳版で著名人が愛用していると紹介されたことでした。 その後、メディアや芸能人のブログなどでもエプソムソルトが紹介されるようになり、売上が増加しました。
肌トラブルの「根本原因」にアプローチする化粧品づくりに取り組んでいます。
エプソムソルトがそうだったように。