エプソムミルク

配合成分とその安全性・特徴をご紹介します

安全性 安全
由来・特徴 化粧品のベースとして最も多く使われる成分。刺激性やアレルギーの心配がほとんどありません。
安全性の要点 化粧品に広く使用されており、SDSにて一般的な使用条件で安全性が示されています。
分類 天然成分
主な効果 主に溶媒として使用され、水溶性の有効成分を溶解させる役割を果たします。
効果
目的 溶剤
BG(ブチレングリコール)
安全性 安全
由来・特徴 トウモロコシやサトウキビから作られる保湿成分で、敏感肌でも使いやすいです。
安全性の要点 SDSに基づき、BGは経口・経皮急性毒性が低く、皮膚・眼刺激性は軽度にとどまります。 変異原性・発がん性・生殖毒性の懸念は示されていません。国際的に化粧品の保湿成分として広く使用されており、 通常の化粧品濃度で皮膚刺激性が低く一般的な使用条件で安全性が示されています。
分類 天然由来成分
主な効果 保水力があり、肌をみずみずしく保つ効果やが期待できます。雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。
効果 保湿作用
目的 溶剤・防腐補助
シア脂
安全性 安全
由来・特徴 シアの木の種子から得られる油脂で食品・化粧品として長い利用実績があります。
安全性の要点 SDSに基づき、シア脂はGHS分類上、主要な危険有害性について大きな懸念は示されていません。 急性毒性および皮膚・眼刺激のリスクは総じて低いとされています。通常の化粧品濃度では安全性は総合的に良好です。生分解性に関する報告も多く、 環境負荷は比較的低いと評価されています。植物由来(シアの種子脂)を精製して用いる保湿成分です。
分類 天然成分
主な効果 保湿効果のある成分を含み、肌をしっとりやわらかく保ち、乾燥や刺激から守る効果が期待できます。
効果 エモリエント
目的
硫酸マグネシウム
安全性 安全
由来・特徴 エプソムソルトの主成分。原料は海水や鉱物に含まれるマグネシウム塩などの天然由来ミネラルで、抽出後にろ過・結晶化などの工程を通して不純物を取り除き、安定した品質に精製しています。
安全性の要点 SDSに基づき、急性経口毒性は総じて低いとされています。皮膚・眼刺激は原料状態や高濃度で生じ得ますが、通常の化粧品濃度では刺激性は低く、安全性は総合的に良好です。 感作・発がん性については、入手可能な公的レビューで明確な懸念は示されていません。 入浴料や化粧品で国際的に広く使用実績があり、一般的な使用条件での安全性が示されています。
分類 天然由来成分
主な効果 保水効果があり、肌をなめらかに整えたり、温浴効果を高めて体をじんわり温めてくれる働きがあります。
効果 保湿作用・整肌・保温効果
目的
トレハロース
安全性 安全
由来・特徴 でんぷんなどの天然由来の成分や微生物から作られる糖質で食品・化粧品として長い利用実績があります。
安全性の要点 SDSに基づき、経口急性毒性は総じて低いとされています。 皮膚・眼刺激および感作は原料状態や高濃度で生じ得ますが、通常の化粧品濃度ではリスクは概して低く、安全性は総合的に良好です。 変異原性・発がん性・生殖毒性については、入手可能な公的レビューで明確な懸念は示されていません。 生分解性に関する報告が多く、環境負荷は比較的低いと評価されています。植物由来の糖質を精製して使用しています。
分類 天然由来成分
主な効果 高い保水性があり、乾燥から肌を守る効果が期待できます。
効果 保湿作用
目的
ポリソルベート80
安全性 安全
由来・特徴 食品・医薬品にも使われる成分で、一般的な使用条件で安全性が示されています。
安全性の要点 SDSに基づき、ポリソルベート80の急性毒性は総じて低いとされています。皮膚刺激のリスクは通常の化粧品濃度では概して低く、安全性は総合的に良好です。 原料(原液)では眼刺激が生じ得るため、眼への接触を避け、化粧品では適正な希釈・配合で使用します。 変異原性・発がん性・生殖毒性については、入手可能な公的レビューで明確な懸念は示されていません。 生分解性に関する報告も多く、環境負荷は比較的低いと評価されています。
分類 “天然由来成分(石油由来を併用)”
主な効果 水と油のような混じり合わない物質を均一に混合された状態をつくる効果があり、化粧品の乳化や香り成分の安定化に役立ちます
効果
目的 乳化剤・安定剤
オリーブ油脂肪酸セテアリル
オリーブ油脂肪酸ソルビタン
安全性 安全
由来・特徴 オリーブ油由来の脂肪酸をベースにした乳化剤で、食品・化粧品ともに長年の使用実績があります。
安全性の要点 オリーブ油由来の脂肪酸とセテアリルアルコール/ソルビタンをエステル化した天然由来の乳化剤です。 SDSに基づき、急性毒性は総じて低いとされています。皮膚刺激・感作のリスクは通常の化粧品濃度では概して低く、安全性は総合的に良好です。 原料では軽度の一過性の眼刺激が生じ得るため、眼への接触は避け、化粧品では適正な希釈・配合で使用します。
分類 天然由来成分
主な効果 水と油のような混じり合わない物質を均一に混合された状態をつくる効果のある成分で、保湿効果も期待できます。
効果 保湿作用
目的 乳化剤
オリーブ果実油
安全性 安全
由来・特徴 オリーブの実からとれるオイルです。食用としても長年利用されています。
安全性の要点 オリーブ油はGHS分類上、主要な危険有害性について大きな懸念は示されていません。 急性毒性および皮膚・眼刺激のリスクは、通常の化粧品濃度では概して低く、安全性は総合的に良好です。 植物由来の油脂を精製して使用しており、生分解性に関する報告も多く、環境負荷は比較的低いと評価されています。
分類 天然成分
主な効果 皮脂にも含まれる成分が豊富で、乾燥や外部刺激から肌を守る効果が期待できます。
効果 エモリエント
目的
フェノキシエタノール
安全性 安全(濃度による)
由来・特徴 日本やEUで認可されている防腐成分。各国の基準内の濃度で配合し、一般的な使用条件で安全性が示されています。
安全性の要点 SDSに基づき、フェノキシエタノールの経口急性毒性は総じて低いとされています。 原料状態や高濃度では皮膚・眼刺激が生じ得ますが、化粧品では通常は低濃度で用いられ、安全性は総合的に良好です。 変異原性・発がん性・生殖毒性については、入手可能な公的レビューで明確な懸念は示されていません。 生分解性に関する報告が多く、環境負荷は比較的低いと評価されています。
分類 合成成分
主な効果 化粧品を清潔に保ち、雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。
効果
目的 防腐・抗菌作用
アスコルビン酸
安全性 安全
由来・特徴 トウモロコシなどの糖を発酵して作られたビタミンC誘導体で、食品や化粧品に長年使用されいます。
安全性の要点 SDSに基づき、アスコルビン酸はGHS分類上、主要な危険有害性について大きな懸念は示されていません。 経口急性毒性は総じて低いとされています。原料状態や高濃度では酸性により皮膚・眼刺激が生じ得ますが、 通常の化粧品配合濃度では刺激リスクは概して低く、安全性は総合的に良好です。 発がん性・変異原性・生殖毒性・吸入毒性についても、入手可能な公的レビューで明確な懸念は示されていません。
分類 天然由来成分
主な効果 シミやくすみを防いで透明感のある肌へ導き、製品の酸化防止にも役立ちます。
効果 整肌
目的 酸化防止剤
トコフェロール
安全性 安全
由来・特徴 大豆、菜種などの植物油脂から抽出されるビタミンEの一種で食品としても利用されています。
安全性の要点 SDSに基づき、トコフェロール(ビタミンE)はGHS分類上、主要な危険有害性について大きな懸念は示されていません。 経口急性毒性は総じて低く、皮膚・眼刺激および感作のリスクも通常の化粧品濃度では概して低く、安全性は総合的に良好です。 変異原性・発がん性・生殖毒性については、入手可能な公的レビューで明確な懸念は示されていません。 脂溶性ビタミン成分として化粧品で広く使用実績があります。
分類 天然由来成分
主な効果 肌を酸化から守り、血行を促していきいきとした肌に整える効果が期待できます。
効果 整肌
目的

注記(当社の安全情報の考え方) 当社は、原料SDS(安全データシート)や公的データベースを確認し、消費者の方にもわかりやすい形で成分の安全要約を掲載しています。表示している「安全」は、通常の化粧品の使い方と一般的な配合範囲で「強い健康リスクが示されていない」ことを意味します。