子どもとのお風呂タイムは楽しい反面、準備やアフターケアなどに負担を感じている方も多いのではないでしょうか。

 

時間をかけてせっかくお風呂に入るのなら、少しでも子どものためになる入浴を行いたいものです。

 

そこでおすすめなのが「エプソムソルト風呂」です。エプソムソルト入浴は子どもの入浴にも問題なく使用でき、肌のバリア機能を向上させたり、リラックスできたりする効果が期待できます。

 

ここでは、子どもと入浴する際のポイントや、エプソムソルトのよくある疑問と回答をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

子どもはいつからエプソムソルトが使える?

 

 

エプソムソルトは、赤ちゃんでも使用可能です。

 

ただし、体質や肌の調子はお子さんによっても違いますので、初めて使用する際は短時間の入浴から試してみてください。

 

エプソムソルトの成分は「硫酸マグネシウム」で、海から取れる自然の素材です。

 

マグネシウムは細胞や骨のカルシウム量をコントロールする役割を持っているため、育ち盛りの子どもに必要な栄養です。

 

エプソムソルトは肌から体内への経皮吸収ができるため、エプソムソルト入浴によってマグネシウムを補給できます。

 

つまり、エプソムソルトは子どもにおすすめできる入浴剤と言えるでしょう。

 

エプソムソルトの成分や効果については、下記の記事でも解説しています

エプソムソルトの効果は?バスソルトとの違いや使い方も解説

 

アトピー肌でもエプソムソルト入浴できる?

 

 

エプソムソルトはアトピー肌の方でも使用できますが、お風呂上りには保湿剤の併用が推奨されています。

 

皮膚科にて、エプソムソルト入浴を何名かの患者に試してもらったところ、症状の改善が見られたというデータがあります。

 

約1か月間エプソムソルト入浴を行った患者は、薬で良くならなかった「赤み」や「かゆみ」が軽減されたと話したそうです。

 

個人差はあるものの一定の割合で効果を感じる方がいることはわかっているため、アトピー肌にお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。

 

ただし、すべての方にかならず効果が出るわけではなかったり、肌に合わなかったりします。

 

肌が炎症を起こさない場合は3ヶ月ほど使用を続けても良いと思いますが、もし炎症が起こるようでしたら使用を中止してください。

 

参照:青山ヒフ科クリニック

 

エプソムソルトが肌に良い理由

 

エプソムソルトが肌に良いとされる理由は、保湿効果があるからです。

 

保湿のカギとなるのは、肌の角質層に存在する「セラミド」の存在です。

 

セラミドは角質間のすき間を埋める脂質で、肌の水分を保持する役割を持っています。

 

セラミドが少ないと、ハリがなくなったり乾燥したりして、肌のキメが整っていない状態になってしまうのです。

 

エプソムソルトの原料であるマグネシウムは、セラミドの増加をサポートします。

 

マグネシウムを積極的に摂取すれば、肌のバリア機能を高める効果が期待できるでしょう。

 

アトピー肌の方がエプソムソルトを取り入れた感想

 

アトピー肌の方がエプソムソルト入浴を続けた感想を紹介します。

 

エプソムソルトと出会い、脱ステロイドを頑張って使ってみようと使い始めました。なんと1年後には、腕も肩も背中もキレイになっていました。最高に嬉しかったです。今でも体調が悪いと少しアトピーが出てきますが、エプソムソルトで頑張っています。

 

生まれたときからアトピー肌にお悩みだったこの方は、1年間エプソムソルト入浴を継続したことで、症状の改善を感じたそうです。

 

かゆい部分をやさしくマッサージしながら、エプソムソルトを溶かしたお風呂に浸かっていたそうです。

 

エプソムソルト入浴は継続することが大切なので、肌や体調の改善にはある程度の時間がかかることは把握しておきましょう。

 

子どもと入浴する際に注意しておくこと

 

 

子どもと入浴する際に気をつけておくと良い5つのポイントを解説します。

 

・入浴のタイミングに配慮する

・湯温は38~40度を目安にする

・年齢に合わせた入浴時間にする

・きれいなお湯を使用する

・ゴシゴシ洗わない

 

これらはエプソムソルト風呂に特化したものではなく、入浴全般に関する情報です。

 

子どもとの入浴時間をより良いものにするため、1つの参考としてご覧ください。

 

入浴のタイミングに配慮する

 

子どものお風呂は「入る時間帯」に配慮することが重要です。

 

次の2つのポイントをおさえておきましょう。

 

1.食後すぐの入浴は避ける

2.就寝時間の1~2時間前の入浴は避ける

 

食事の直後に入浴を行うと、消化器官への血のめぐりがうまくいかなくなることがあります。

 

その結果、消化不良を起こし、場合によっては吐き気を催してしまうため注意が必要です。

 

また、入浴後、体が温まりすぎていると入眠の妨げになることもあります。

 

布団に入る際は通常の体温が望ましいため、入浴から1~2時間後経ってから就寝準備をしましょう。

 

湯温は38~40℃を目安にする

 

子どもと一緒に入浴する際は、お湯の温度を38~40℃にしましょう。

 

大人より、ややぬるめの温度がおすすめです。

 

なお、大人のみでエプソムソルト入浴を行う際は40~42℃が推奨値となっています。

 

年齢に合わせた入浴時間にする

 

入浴時は、お風呂に浸かる時間にも気を配りましょう。

 

推奨は15~20分ですが、子どもの年齢に合わせて調整してください。

 

赤ちゃん(乳児)の場合は、入浴によって体力を消耗してしまうため5分程度にとどめておきましょう。

 

きれいなお湯を使用する

 

お肌が敏感な赤ちゃんには、できるだけ新しいお湯を用意しましょう。

 

残り湯や追い炊きによって雑菌が繁殖することもあるため、2日目のお湯は避けたほうが良いかもしれません。

 

新生児や、月齢の低い赤ちゃんの場合は毎日お湯を取り替えてあげてください。

 

ゴシゴシ洗わない

 

入浴時のポイントとして「ゴシゴシ強くこすらない」ことも大切です。

 

洗うときに、ゴシゴシ強くこすりすぎてしまうと、肌にダメージを与えてしまいバリア機能の低下につながる恐れがあります。

 

また、身体を洗う際は、ボディーソープのすすぎ残しにも気をつけましょう。

 

不純物が肌に残っていると、かゆみや肌あれなどのトラブルを引き起こします。

 

エプソムソルト入浴後の保湿ケアのポイント

 

 

エプソムソルト入浴後の保湿ケアについて解説します。

 

子どもの肌をすこやかに保つためには「清潔」と「保湿」の2つが大きなポイントになります。

 

子どもの肌は大人よりも皮膚が薄く乾燥しやすいため、お風呂上りには早めに保湿することが大切です。

 

肌のバリア機能も大人に比べて弱いため、クリームや乳液などでしっかり保護してあげましょう。

 

保湿剤はどれでも好みのものを使用して問題ありませんが、おすすめなのは「エプソムソルトクリーム」です。

 

エプソムソルトを15%配合しており、保湿効果が期待できる商品です。

 

顔を含む全身に使えるクリームなので、エプソムソルト入浴とあわせてぜひ試してみてください。

 

子どもと使う入浴剤の選び方

 

 

子どもとの入浴時に使える「入浴剤」を選ぶ際のポイントは自然由来の成分で作られたものを使用することです。

 

その点、エプソムソルトは硫酸マグネシウムというミネラルの結晶です。

 

人工的な化合物ではないため、ナチュラルな使い心地を感じられる商品と言えるでしょう。

 

もともとは海から取れる天然の成分なので、ケミカルなものが苦手な方にもおすすめです。

 

肌への刺激が少ないもの

 

市販の入浴剤を選ぶ際は、肌への刺激が少ないものを探してみましょう。

 

添加物が多かったり酸性が強かったりすると、肌への刺激を強く感じることが多いです。

 

また、アルコールやメントール入りの入浴剤もあるので、子どもが使用する際は注意が必要です。

 

香りが強すぎないもの

 

香料が強い入浴剤は子どもが嫌がることがあります。

 

好みではない香りを嗅ぐと気分が悪くなる子どももいるため、注意しましょう。

 

浴室内は水蒸気と湿度によって、香りを強く感じやすい空間になっているため、粉末状のときは匂いがしなくても、お湯に溶かすことで香りが充満します。

 

子どもと一緒にお風呂に入る際は、香りが弱めの入浴剤や、子どもが好む香りにするとよいでしょう。

 

子ども(家族)とエプソムソルト入浴をする際の疑問

 

 

子どもと一緒にエプソムソルト入浴をする際のよくある質問に回答します。

 

1番風呂じゃないと意味がないの?

 

エプソムソルト風呂(お湯にエプソムソルトを溶かした状態)に入るのは、1番目でなくても問題ありません。

 

時間と共にお湯に溶けたエプソムソルトが消滅するわけではないため、2番目以降の入浴でも効果は期待できるでしょう。

 

また「最初に入った人の毒素が、次の人の身体に入ってしまうのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。

 

そもそも身体から出るものは、垢や角質などの老廃物です(これらをイメージとして「毒素」と呼ぶ方もなかにはいるかもしれません)。

 

汚れがお湯に浮くことはありますが、それが次の人に吸収されることは考えにくいでしょう。

 

エプソムソルトを飲んでしまったらどうすればいい?

 

もし、子どもがエプソムソルトを大量に飲んでしまった場合は、医療機関を受診してください。

 

エプソムソルトは食品添加物として扱われることもある天然の素材であり、危険度が非常に高いわけではありませんが。

 

しかし、異常を感じたら早めに診察してもらったほうが良いでしょう。

 

エプソムソルトの成分であるマグネシウムは下剤として使用されることがあるため、飲用すると下痢を引き起こす恐れがあります。

 

エプソムソルト風呂は追い炊きしてもいい?

 

エプソムソルト風呂は追い炊きができます。

 

バスソルトに含まれる「塩分」が、エプソムソルトには入っていないため、配管をサビさせる心配がありません。

 

ただし、メーカーによって使用上の決まりがあるので、追い炊きする際は、念のため説明書を確認しておきましょう。

 

エプソムソルトは子どもと一緒に楽しめる

 

 

エプソムソルトは基本的に子どもと一緒に使える天然成分の入浴剤です。

 

医薬品ではありませんが、実際に肌への良い変化を感じる方も多くいらっしゃいます。

 

赤ちゃんの肌かぶれに悩んでいた母親がシークリスタルスのエプソムソルトを使用したら、改善につながったという実話もあります。

 

子どもと一緒にエプソムソルトを使用される方は、ベーシックな「オリジナル」タイプがおすすめです。

 

無着色・無香料のため、普段のお風呂と同じように入浴できます。

 

低刺激でナチュラルな入浴剤をお探しの方は、ぜひシークリスタルスのエプソムソルトオリジナルをお試しください。

 

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