入浴剤の効果を成分別に解説│入浴は疲労回復やメンタル安定に効く?
お風呂のお供といえば入浴剤という方が多いと思われますが、お湯に入れることでどのような効果があるか気になっている方もいるのではないでしょうか。
香りや色がつくなど何となく変化はイメージできるものの、具体的な効果はわからない方が多いかもしれません。
入浴剤の効果を理解すると、その日の体調や気分にあわせて選べるようになり、よりバスタイムが有意義な時間になるはずです。
本記事では、入浴剤の効果や成分、おすすめの商品などを紹介します。
入浴剤の効果に関するよくある質問にも回答しているため、ぜひ参考にしてください。
入浴(お風呂)で期待できる3つの効果
入浴によって得られる効果は、主に以下の3つです。
・温熱効果
・水圧効果
・浮力効果
「お風呂が好き」「気持ちいい」といった理由だけでも心身に良い作用が期待できますが、科学的に証明されている効果もあるため、詳しくチェックしていきましょう。
温熱効果
湯船に浸かり身体をあたためることで、リラックスできます。
筋肉の緊張がゆるみ、副交感神経が働くことで入眠をサポートしてくれるのもうれしい効果のひとつです。
湯船に浸かってあたたまり、汗をかくことで、老廃物を排出する効果も期待できるでしょう。
入浴剤による発汗については、こちらの記事でも詳しく解説しているためぜひ参考にしてください。
エプソムソルト入浴は汗が止まらない?汗をかく理由やかかない場合の対処法を紹介
水圧効果
水のなかに身体を入れることで、身体全体に程よい水圧がかかります。
水圧効果によって心臓や肺が活発化したり、むくみが解消されたりする効果を期待できます。
浮力効果
湯船に浸かることで身体が浮力を感じ、関節や筋肉の緊張をゆるめやすくなります。
重力から解放され浮遊感を得られることで、リラックス効果も感じられるでしょう。
入浴剤にはどのような効果がある?
入浴(お風呂)の効果を把握したところで、次は「入浴剤がお風呂に与える効果」を解説します。
主に感じられる効果は、以下の2点です。
・水道水の塩素を中和できる
・リラックス効果がある
選ぶ入浴剤の種類によって得られる効果が変わるため、成分別のメリットについては後述します。
水道水の塩素を中和できる
入浴剤を投入することで、水道水に含まれる塩素を中和できます。
さら湯(水道から出てきてそのままの水を沸かしたもの)には、塩素が含まれているため、湯船に浸かったときにピリっとした刺激を感じる場合があります。
「一番風呂」「二番風呂」という言葉がありますが、最初に入った人の皮脂や汚れなどによって水道水が中和され湯あたりがよくなるといわれています。
つまり、二番目以降の入浴であれば、水道水による刺激を感じにくくなるでしょう。
1人暮らしの場合や、最初にお風呂に入る方が入浴剤を投入することによって、二番風呂と同じように中和した状態をつくれるのです。
リラックス効果がある
入浴剤は、製品によって「保湿」「疲労回復」「リラックス」など、さまざまな効果を感じられます。
特別な効能が含まれていない入浴剤であっても、好きな香りやきれいなお湯の色になるだけで癒されることがあります。
入浴剤を入れてゆっくりお風呂に入る時間そのものが、リラックスできる瞬間といえるでしょう。
【成分別】入浴剤で期待できる効果
入浴剤を構成する主な成分は、以下の4種類です。
・無機塩類系の入浴剤
・スキンケア系の入浴剤
・炭酸ガス系の入浴剤
・生薬系の入浴剤
以下で、それぞれの特徴や効果を解説します。
無機塩類系の入浴剤
無機塩類系の入浴剤は、硫酸マグネシウムや硫酸ナトリウムが主成分です。
成分に含まれるミネラルが表皮に薄いベールを張ってくれるため、保湿効果を期待できます。
入浴剤として人気のエプソムソルトも無機塩類系に分類されます。エプソムソルトに含まれるマグネシウムの詳しい成分については、以下の記事も参考にしてください。
【無機塩素系のおすすめ入浴剤|ベーシックで使いやすいエプソムソルト】
「エプソムソルト シークリスタルス オリジナル」は、一般的なバスソルトの4.5倍に相当するミネラルを含んでいる入浴剤です。
ミネラルの作用によって、肌にうるおいを与える効果を期待できます。
岡山県の海で取れた国産の材料のみで製造しており、香りや色のついていないナチュラルな素材であるため、香りや色に抵抗がある方にもおすすめです。
▼オンラインショップの商品ページはこちらです。
2.2kg(約14回分)国産 エプソムソルト シークリスタルス 入浴剤 オリジナル 計量スプーン付
【無機塩素系のおすすめ入浴剤|ミント配合エプソムソルト】
「エプソムソルト シークリスタルス クールミント」は、ミント配合のさわやかな入浴剤です。
クールミントの効果で湯上りがさっぱりするため、夏場のお風呂タイムも快適に過ごせます。
▼製品の詳細は、以下からチェックしてください。
(2.2kg/14回分)国産エプソムソルト シークリスタルス クールミント
エプソムソルト入浴剤のおすすめはこちらの記事でも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
エプソムソルトの人気ランキング売れ筋トップ7|購入時の選び方や使い方なども紹介
スキンケア系の入浴剤
スキンケア成分が配合された入浴剤は、お肌にうるおいを与えてくれる効果を期待できます。
乾燥が気になる場合や、入浴しながら美容にも気を配りたい方は、スキンケア系の入浴剤を選んでみてください。
【スキンケア系のおすすめ入浴剤|ローズマリー入りエプソムソルト】
「エプソムソルト シークリスタルス ローズマリー」は、エプソムソルトに保湿成分クエン酸とローズマリー精油を配合した入浴剤です。
ローズマリーは肌にハリを与える効果を期待できるため、スキンケアに気を配りたい方はぜひ試してみてください。
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ローズマリー 2.2kg(約14回分)エプソムソルト クエン酸配合 シークリスタルス 入浴剤 国産 計量スプーン付 浴用化粧料
【スキンケア系のおすすめ入浴剤|クエン酸入りエプソムソルト】
「エプソムソルト シークリスタルス コスメティックウォーター」は、エプソムソルトにクエン酸を配合した入浴剤です。
クエン酸にはピーリング効果があるため、肌の古い角質を落とす効果を期待できます。
しっとり肌になじみ優しく保湿してくれるため、美容に気をつかっている方に最適な商品です。
▼オンラインショップの商品ページはこちらです。
2.2kg (14回分) 国産 エプソムソルト シークリスタルス コスメティックウォーター 入浴剤
炭酸ガス系の入浴剤
しゅわしゅわと発泡する炭酸ガス系の入浴剤は、血管を広げる効果があり、新陳代謝を助けてくれます。
血行促進や疲労回復に効果を期待できる商品もあるため、お風呂で疲れを取りたい方におすすめです。
生薬系の入浴剤
生薬(しょうやく)とは、植物の葉っぱや茎を乾燥させて、薬の代わりとして使われる素材のことです。
生薬入りの入浴剤は、主に「医薬部外品」として販売されており、身体にゆるやかな効果を感じられる製品となっています。
具体的な植物としては「トウキ」「センキュウ」「カミツレ」などがあり、血行促進や疲労回復に効果的といわれています。
入浴剤は使わないほうがいいと言われる理由は?
入浴剤にはメリットが多くありますが、まれに「使わないほうかよい」といった否定的な意見を耳にすることがあります。
使わないほうがよいといわれる主な理由は、以下の2点です。
・給湯器故障の原因になることがあるから
・長湯すると逆効果だから
デメリットを把握しておくことで、入浴剤によるトラブルを回避しやすくなるでしょう。
給湯器故障の原因になることがあるから
入浴剤の種類によっては、給湯器(風呂釜)の故障の原因になることがあるため「使わないほうがいい」といわれることがあります。
とくに木や大理石など、特殊な素材の場合は浴槽を傷める原因になるおそれがあるため、使用には注意が必要です。
入浴剤を選ぶ際は、自宅のお風呂で使用可能な種類を選ぶことが大切です。
エプソムソルトは塩分や不純物を含んでいないため、風呂釜を傷めにくい入浴剤といえます。
なお、入浴剤の入れ方や追い炊き時の注意点は、以下の記事でも詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
入浴剤を入れたお湯は追い焚きしても大丈夫?おすすめの入浴剤や使用上の注意点を紹介
長湯すると逆効果だから
適度な時間の入浴であれば入浴剤の効果を感じられますが、長湯するとかえって肌や身体によくない影響を与えるおそれがあります。
気に入った入浴剤を使うと「ゆっくりお湯に浸かりたい」と思うため、つい長風呂になることがあるでしょう。
明確に「何分まで」といった決まりはありませんが、身体に負担を与えないような時間に抑えるのがおすすめです。
入浴や入浴剤の効果に関するよくある質問
入浴や、入浴剤に関するよくある質問に回答します。
・お風呂は熱いほうが身体に良い?
・入浴時間は何分くらいが効果的?
・お風呂は何日おきに入るべき?
・入浴はメンタル面にも効果がある?
適切な入浴方法を知って、より良いバスタイムを過ごしましょう。
お風呂は熱いほうが身体に良い?
お風呂のお湯の温度は、39~40℃くらいが良いでしょう。
湯温が高すぎると身体に負担がかかり、入浴剤の効果を感じにくくなるため、温度管理には注意してください。
入浴剤の量や効果的な使い方は、こちらの記事でも解説しているため、あわせてチェックしてください。
エプソムソルトの使い方│お湯に入れる量や効果的な入浴方法を解説
入浴時間は何分くらいが効果的?
全身浴の場合、入浴時間は10~20分前後、半身浴の場合は20~30分程度が目安です。
自分にあう時間は体調や好みによって異なるため、あくまで目安として考えてください。
もし10分でも長いと感じる場合は、短い時間で入浴を終えても問題ありません。
お風呂は何日おきに入るべき?
お風呂に入る頻度に明確な決まりはないため、自分のライフスタイルにあわせて決めましょう。
近年の研究では「毎日お風呂に入ったほうが脳卒中や心筋梗塞を起こしにくい」といわれています。
体調や生活リズムにあわせて、無理のない範囲で入浴するとよいでしょう。
参照:日本経済新聞(入浴頻度で要介護リスクに差 健康に良い入浴法は?)
入浴はメンタル面にも効果がある?
東京都市大学人間科学部の研究によると、入浴によって高齢者がうつ病を発症する割合が変わることがわかりました。
「週7日湯船に浸かっている人は、入浴回数が少ない高齢者よりもうつ病を発症しにくかった」というデータが公開されています。
これらの結果から、お風呂にはメンタルを安定させる効果を期待できることがわかるでしょう。
入浴や入浴剤の効果を把握しバスタイムを楽しもう
入浴や入浴剤にはさまざまな効果があるため、自分にあう方法や商品を選ぶことが大切です。
エプソムソルトは国産の天然成分が主原料で、肌への刺激が優しく、うるおいを感じたり、筋肉の緊張をほぐす効果を感じられたりします。。
はじめてエプソムソルトを使う方には、少量から試せる「エプソムソルトオリジナル お試しサイズ900g」がおすすめです。
ぜひ毎日のバスタイムに入浴剤を取り入れてみてください。
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